Web Master 924を語る!

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924系マシンは理論的なFRスポーツカー! 

着座位置が低くポジションがイイ!

924系マシンは他のFR車とは違うのだ

ポルシェ以外にもスポーツカーは色々ありますよね。
それなのに何故ポルシェを選んだのか? そして911ではなく、何故FR車の924系マシンを選んだのか? 

ポルシェの中でも911は他とは違う特異な存在です。あのようなRR車は類をみません。
924系マシンはそこまで特異ではないFR車です。
しかし、「スポーツカー専門メーカー(当時)が造った車」には、乗用車メーカーの車には無い魅力があるのです。
924は、専用プラットフォーム(シャシー)から作られており、乗用車ベースのスポーティーカーとは思想そのものが違うのです。
趣味で乗るのであれば、そういった設計思想にこだわりを持ったマシンであってほしいものなのです(現在は専門メーカではなくなっているけど)。

924は、あのスーパーカーブームの時に登場した「新世代のポルシェ」でした。
逆に、今となっては貴重なリトラクタブルヘッドランプであり、スーパーカーブームの流れをくむネオクラシック・スポーツカーなのです。
最新の車に興味が沸かないそんな世代にはなかなか素晴らしいマシンです。
同じ70〜90年代のマシンの中では高性能でボディーも錆びにくく重要部品の供給もされていて趣味で維持するのには素晴らしいの一言です(お金はかかるが)!
そのたぐいの車の中では消耗品が多いものの故障が少なく、日本でも安心して維持できる出来の良いマシンです。

何故924系マシンなのか、普通ポルシェと言えば911なのに

扱いにくいマシンも感動的でしょうが、924系はベストバランスであることが特徴です。
前後それぞれの車軸上に重量物であるエンジンとミッションを別々に配置したFRのトランスアクスル構造。実にメカニカル的にマニアックなマシンです。
シートに対して完全に真っ直ぐな操作系統、これも重要です。そして、適度に低いシートポジション。これこそがスポーツカーの雰囲気です。

ベストハンドリングマシンと言われ、ライバル各社のベンチマークになったそのマシン達を次で紹介したいと思います。

924系学!

924turbo-S

924系とは

その昔、ポルシェは、空冷と水冷に大別されていました。
空冷には911、365、914等のモデルがあり、
水冷には、V8FRの928と、L4FRの924等のモデルがありました(ヘッドだけ水冷の962Cは含まず)。

ポルシェにボクスターという水冷水平対向エンジンモデルが登場し、993が996になると、空冷、水冷の分類概念が変わりました。
911の中に空冷モデルと水冷モデルが出来たのです。

空冷水冷でL4FRのポルシェを分類できなくなったので、L4FRポルシェを別の名称で区分する必要が出てきました。
そこで、924、944、968は同じ系列とし、これらを「924系」と名付けて分類する事にしました

その後更にFRモデルに変化が現れます。パートタイム4WDのカイエンに続き、FRモデルのパナメーラが登場します。

924系各モデルの共通性

924/944/968に共通する特徴は、フロントエンジンのFR車ながら、ミッションをデフと一体化してリアに配置したトランスアクスルレイアウトである事です。
前後に重量物を分散配置しているのは996も同じですが、996が前後のオーバーハングしている部分に重量物を配置しているに対し、924系は前後の車軸上に重量物を配置しています。
エンジンは水冷直列4気筒で共通です。
ホイールベースは2400mmで共通です。
足回りは、フロントがマクファーソンストラット+コイル、リアがセミトレーディングアーム+トーションバーです。
ボディースタイルは、低いロングノーズに可動式ヘッドライト、大きなリアウィンドー(カブリオレは除く)が特徴です。
座席は2+2(968CSは除く)で、ラゲッジスペースは驚く程広く、高さの無いものならばかなり積めます(カブリオレは除く)。

各モデルの特徴

*** 924 ***
924は元々VW用スポーツカーとしてポルシェ社が開発したモデルで、各部にVW−アウディのパーツを流用しております。エンジンは2000ccです。
日本モデルは正規代理店ミツワ自動車から1977年モデルとして登場。出力は100HPであったが、当時の排ガス規制適合モデルではトップクラスの性能であった。

*** 924ターボ ***
コードネーム931
924ターボは過給器を搭載してパワーアップし、911の後継車になるべく登場しました。
エンジン、ミッション、足回り、ブレーキをポルシェ製(用)に置き換え、ポルシェの名に恥じないマシンへ進化したモデルです。
これ以降の924系は全車にオイルクーラー、オイルセパレーター(レースのオイルキャッチタンクを高性能にした物)も装備され、スポーツカーと呼べるでしょう。
特に924ターボには「カレラGT」と言う本物のカレラがラインナップされています。しかもGTS、GTRもレースで活躍しています。

*** 944 ***
944は924と同じホイールベースに広いトレッドを持つベストハンドリングマシンです。ボディーはブリスターフェンダーになり迫力があります。
エンジンはポルシェ新設計となり、2500ccで155HPを発揮する4気筒オールアルミエンジンは気筒当たりの排気量が大きいが、バランスシャフトにより静粛さも実現しました。
1985年後半に、各部を改良、特に内装が新しいデザインになります。944Bと呼ぶ場合があります。 944は20世紀のポルシェの中で一番売れた人気モデルです。

*** 944ターボ ***
コードネーム951
944ターボは220HPを発揮するインタークーラーターボを搭載しただけではなく、4輪4ポッドキャリパーブレーキをも装備し、911を超すパフォーマンスになりました。
ワンメイクのターボカップレースもおこなわれました。ターボS&後期型では、250HPになります。
真のベストハンドリングマシンとは1986年式951の事で、1987年式ではジオメトリーが変わり、ホイールオフセットも変更になっています。

*** 944S ***
ツインカムエンジンが登場します。価格的に944と944ターボの中間になります。
構成は、944Bに928SのDOHCヘッドを載せたエンジン、951のファイナルを944Bの比率にしたミッションを組み合わせたようなマシンです。
1987年、1988年の2年間だけのモデルです。ポルシェとしては珍しく高回転高出力型です。

*** 944S2 ***
944Sは944S2にモデルチェンジし、エンジンはついに3000ccとなりました。気筒当たり750ccと言うトルクフルなツインカムエンジンを前年のターボシャシーに積んだモデルです。
これほどまでに都心部の混雑した道から高速道路の長距離移動、サーキット走行までオールラウンドに乗りやすいマシンはそうないでしょう。
944S2には、カブリオレ、右ハンドル車、クラブスポーツ、SP01付き車、等がラインナップされました。

*** 968 ***
最終モデルとも言える968が1992年式として登場します。
エンジンルームを見ただけでも洗練されているのがわかり、各部に化粧カバーが付きます。エアバックを含め内装も現代的なレベルとセンスを感じます。
ミッションはポルシェカタログモデル初の6MTを搭載、ATはテイプトロニックです。ボディーデザインも綺麗ですが車重は増えました。
バケットシート標準装備の968CSM030だけは今までの924系各マシンとはステアリングギア比が違うんじゃないかと言うほど鋭いです!

924系論!

924CSコクピット [13KB]

ユウキが924CSを乗り続けるようになった経緯

911オーナーの友人が私の愛車セルボ(軽のカウンタック)並に着座位置の低いスポーツカーがあると言って無理矢理勧めたのが924ターボSだったのです。 そしてここからポルシェライフが始まりました。
924ターボSを買ってしばらくすると、周りの友人から「いつ911に乗り換えるんだい?」と良く聞かれました。
普通は、いつかは911と言う憧れがあって、他には無い空冷フラットシックスに感動し乗り換えるものらしいのです。
ある日、スーパーカーブームで実車を見、サーキットの狼でも読んだ、あの911を運転する機会が来ました。
しかし、911を運転してみたものの驚きは少なく、変な部分ばかり目立つ車でした。初代セルボと924ターボSを知ってしまった私にとって憧れと現実は違ったのです。

初代セルボは、車重たった550kgのボディーで着座位置はかなり低く、背後から2ストローク3気筒のエンジン音が響き、緊張感溢れるドライビングでした。
それに、軽自動車サイズにおいてのRRレイアウトは理屈的に正当性があり、実用性も悪くなかった。

924ターボSは、これこそがスポーツカーのコクピットだと言わんばかりのスタイルで、 足を前に投げ出すような感じで低く着座し、低く直立したステアリングはドライバーと正対し、腕はストレートアーム加減で握るようになります。
高いセンタートンネルには剛性感のあるレーシングパターン5速ギアレバーがあり、タイトに囲まれたコクピットの眼前には、 3時からスタートするタコの3眼メーターがあり、そして長いボンネットの先に立ち上がるリトラクタブルヘドランプ・・・。
前後の車軸上にそれぞれ重量物を配置したトランスアクスル構造FRからしても理論的じゃないか。

911に乗り換える必要があるのか?

これらを体験してしまった私にとって911は924を手放してまでわざわざ乗り換える程の魅力を感じませんでした。

素晴らしいエンジンだが実際に運転してみると、体に対して足は斜め右を向くしハンドルもシフトもペダルもまるでバスのような・・・
RRの重量バランスから来る運転特性もデメリットばかり・・・
私が夢に描いていたスポーツカー像とは程遠い組み合わせでした。それに元々4座にするためにRRにした生い立ちなので設計に無理がありすぎです。触媒装備後の911は特に。

ポルシェの代名詞911が欲しい、フラットシックスが気に入った、サーキットで本格レースをする、最新型がいい、と言うのなら911に乗り換えるメリットがあるでしょう。
ただ、私はサーキットでタイムを削る仕事をしているわけではないので最新最強を求めている訳ではありません。
高速での加速ならポルシェ以外にもっと凄いスポーツカーがイタリアとかに沢山あります、
低速コーナーの続く峠なら国産車の方が速い位です。
では何を求めているのか?
理屈から作ったような構造のドイツ車、オンザレールなコーナリングと伝わる路面の感覚、そしてドライビングポジション。
運転してみれば解りますが他のマシンとは違う独特さ、味が924にあるからなのです。

もし、実車を運転する前にポルシェの書物を読んでいたら、

おそらく、ポルシェのレーシングヒストリー、思想と改良といかに特別であるのか等に感化され、憧れの名車と言われる911を買っていたのかもしれません。
しかし、924系マシンを知ってから911(964までの)を乗り比べると、悪い面が気になりすぎてしっくり来ないのです。
良く言えば唯一の特別なマシンだが、冷静に考えると変だぞこの車は。そのことに気付いてしまってからは書物の賛辞は興味なくなってしまいました。

体験した順番が感動を左右した。

968を運転した後に、964カレラ2を運転しました。たしかに911でした。
しかし、その後、ナローの'73-911S を操縦する機会があり、走らせてみると「ぎゃははははー、なんじゃこれー!」と喋りっぱなしになるくらい面白い。 ナローの前では、964も968も違いはなく、同じポルシェでした。

964の比ではない全ての動きにダイレクトなナローをもっと知りたくなり自分自身買ってしまってしまいました。
30年も前の2.4LのT(メカポンです)が、中間加速は944S2と互角の性能を引き出せるのですから快感です。最高速は220km/h出ました。当時の東海道新幹線を抜ける速度ですよ!感動です。
凄いけど、運転がラフな方が乗るとまず死にますね。それと錆びます。悪い点もありますが911の難しさや賛辞がナローの前では嘘ではないことがわかりました。
6連スロットル、ダウンドラフト、OHC、ドライサンプ、CDI点火、触媒レス、当時のレーシングカーと同じですよ!ナローは!
911が996でサーキット使用に耐えられない仕様(空冷ベースのGT系は別)のスポーティーなGTカーになってしまったのとは違い、設計が本気ですよナローはっ。

(人それぞれ目的や感動する所が違いますが、別に911を批判しているわけではありません。 924系マシンはポルシェのエントリーモデルと言う販売戦略から「乗り換えなければならない」と勘違いしている方が多すぎるのでわかりやすく書いているのです)。

911(964までの)はベストバランスの924系のようにはオールマイティーに使うことは出来ません。 2ドアクーペ1台で通勤からサーキット、そしてツーリングまでこなせるマシンはそうはないですよ。2名乗車でタイヤ4本を積めます!!
ドラポジの素晴らしさとバランスから連続長距離ツーリングに於いて疲れさせないのは特筆物です。そして燃費も良い。
(もし疲れるようでしたらそれはメンテナンス状態が悪い可能性があります)

他の外車や最近の国産車なんかも、924系に慣れるとドラポジに違和感が在りすぎて疲れてしまいますね。
それと、Aピラー、Bピラーが目障りでうざく感じます、特に最近のエアバッグ付きは・・・買う気が失せます。

新型車を乗り継ぐのもいいのですが、愛車と言う観点から言うなら好きなマシンを長く乗る方が王道でしょう。
愛車として考えなければ友人達とシェアする共同所有だっていいわけですから。

1965管理人氏所有下敷き

子供の頃からポルシェを知っていた世代だから

スーパーカーブームより後の世代の方は、子供の頃にポルシェに目が留まるような体験をしていないかもしれないですね。
この世代の人は、子供の頃から既にポルシェや924の存在を知っているのです。

ユウキはスーパーカーショーに行っただけではなく、ポルシェ928仕様の自転車も購入しています。
スーパーカーライト自転車というやつです!
カウンタックやフェラーリBBのように下から隠しライトが上がってくるリトラではなく、928と同じポップアップタイプのをです。
わざわざ自転車屋に注文を入れて購入した位、ポルシェ928仕様が好きだったのです。
このナショナル・ビームアップは今も所有し続けています。

ポルシェ928のライトが好きなのに、大人になって買ったのは911と924と944と968で、何故か928は無かったり。

実は

944って速いですか?

良く聞かれる質問ですよね。
1970年代の924をベースにした古いスポーツカーですから、絶対性能では大抵の場面で内外の車にかなわないでしょう。
最速最強のマシンが自分にとって最適なマシンであるとは限りません。
レースに参戦するのなら勝てるウェポンが必須ですが、趣味ではそうとは限りません。
マシンを語るには速さだけでは足りないのです。
語るには設計思想と特徴も必要になるのです。
問題点が多いマシンでも、熱いハートを感じさせてくれる、そんなやせ我慢してでも乗り続けさせるマニアックな名車には幾らでも語れるストーリーがあります。
その点、944はスポーツカーの中ではまともすぎてバランスも良く、使い勝手も良く、とんがっていなかったためアクの強いマニアックな迷車に比べるとイメージが薄くなってしまいました。
だから他の人が語らない分、このサイトではそのまともなところを熱く語るのです。

924系は語れるマシンだと考えています。
しかし、今まで書籍も少なすぎて趣味性が薄く思われがちでした。
このサイトでは趣味性を高めるために、車趣味で考えられる全ての分野の924系を考察しています。
趣味性を高めるために、一見どうでもいいようなミニカーや車載道具、書籍まで紹介しています。ただし、それは入り口に過ぎません。

「答えのわかってるクイズ」のような分かり切ったメジャーな車と違ってマイナー車ですが、それ故奥が深い物です。研究の価値は高い。

924系はポルシェの入門版的表現があるので911に対しコンプレックスを抱くオーナーも少なからずいるようですが、 新車当時のCG(カーグラフィック)誌を読めば、いかに当時ライバル達より先進的で高性能なマシンであったかがわかります。
944A/B時代の厚口カタロも読むと萌えます。現代では当たり前ではある事がこの時代に既にやっていてポルシェの設計と思想の凄さに感動します。(なんか一眼レフカメラのカタログ読むのに似た楽しさ)
911や928だけでなく、944も同じポルシェの思想で作られた事がわかります。同時代の国産車とは違うよ。
自己啓発としては、図書目録のページにあるCG1979-12や、CG1982-09、CG1989-01、CG1990-03を古本屋で購入して読むと良いでしょう。そして当サイトですねっ。
結局、好きなマシンに乗ってればいいのですし、改造だって色々出来ます。

ポルシェのエントリーカーだったのは944が新車だった時の話、今ではマニアックなマシンですよ。

封印されたパワー、実は944のD車はデチューンして販売されていた?! 

特にですが、'88年式と'89年式の944エンジンはハイオク仕様のハイコンプエンジン変わっているのに、レギュラーガス用のコンピューターで販売されていました。
そう、燃調がめちゃくちゃ濃いのです! 160HPあるはずが140HPしか出ず、重たくて全然回らないエンジンなのです。
これは、FQSというスイッチを回すだけで本来のハイオク仕様に替えることが出来ます。他の'83年式〜'91年式でも、効果があります。本来はレスポンスもパワーも伸びもあるエンジンなのです! 
仲間内では、更に燃調を突き詰めたROMにし、ミッションを944S2のに入れ替えてギヤ比を適正にした人もいます。楽しいマシンです。

多くの944の話は、この本当のエンジンを知らない人の話です。本当の944や924Sのフィーリングは全然別物なのです。

何故ポルシェの維持にはお金が掛かるのか?

新車時の値段が高いのだから部品も高い。それもあります。中古車価格と部品代は関係ありませんしね。
中古車を買った時を例に話しますと、
この頃のヨーロッパ車には国産車では消耗し難い部品が消耗部品だったりと、元々定期交換や調整を多く必要とするのです。
で、中には大がかりなメンテナンスも必要で、その時期になる前に手放す車両も少なくありません。
当然、そのような時期の中古車を買えば、少し乗っただけで色々お金が掛かるわけです。

M030装備の944/968をレストアすると、それだけでボクスターの中古車が1台買えちゃう位高価なパーツなのですからマニアでなくては維持出来ませんよ。
924系は意外に維持費がかかります。メンテ代が厳しい方は911かボクスターを買った方が楽だと思います。
(あくまでポルシェの中の話です。フェラーリと比べたら、VWや国産車と比べたら、数字の桁が違ってきて比較できませんから)

しかし、このサイトを読んで自己啓発に努めれば、無駄を省くことが出来、楽しめるようになりますよっ! 

国産旧車とはレベルが全く違う。ポルシェの凄さ

924系の中古車の値段は、同じ年式の中古国産スポーツカーと個人売買だとそう大きく違いません。
しかし、新車時点で3倍もの価格差があっただけあって見えないところに差があります。
長く趣味で乗る時に違いが出るのです。

まず、ボディーの質が全然違う。亜鉛どぶ付けで錆びにくい。1980年以降のポルシェはほんと錆びにくいです。
補強無しでサーキットを走れる位ボディー自体がしっかりしています。
そして安全基準が違う。最近は忘れられていますが日本車は'90年代半ばまで安全対策を削除してコストダウンしていたのです。
ABS装備はやや遅く、サイドインパクトバーの装備はかなり遅くなってからやっと採用になっています。
この辺の設計思想が日本車はかなり遅れており、'80年代、'90年代前半の日本車は死を覚悟して乗らねばならないのです。
この年代はちょうど944/968の年式です。高速燃費も当時の日本車と比べてポルシェは優れています。

おまけの話。ポルシェの理想と現実

ポルシェの名を冠した356.001は「ミッドシップ・オープン2シーター」でした。
しかし、量産型356では居住性向上が図られ2+2座席でRRのGTカーになりました。

そして356から911へとGTとして進化した先にある、究極のGTを具現化したマシンは928でした。

924系マシンはその928と同じトランスアクスルレイアウト構造です。
元々VW・アウディスポーツとして計画され足回りなどVW−アウディのを利用しましたが、基本レイアウト、基本設計はポルシェそのもの、専用プラットフォームを持つ生い立ちがまず違いますよね。GTとしての資質は高いのです。
そしてGTとしてだけではなく、924ターボ以降はスポーツカーとしての性能と耐久性も持つに至っています。

ポルシェ社は理想も高いがビジネス面も考えています。基本的には量産メーカーなのです。
FRモデルを絶版にしたのは別にFRモデルの出来が悪かった訳ではありません。当時のポルシェ社は倒産寸前にあり、立て直しの戦略だと考えられます。

ポルシェ社は、売るためならばホモロゲモデル以外にもCarreraの名を付けるようになるなど、ブランド戦略に走ります。
最大の特徴であるエンジンが、サーキットで壊れる水冷になった996でも911を名乗ります。ブランド戦略です。
たしかにRRではあるが、客層も目指す性能も空冷時代の911よりも、むしろかつての928に近く感じます。
928の代わりに売れる車として投入したのが996なわけで、928の後継機は996と考えられます。
では、911の真の後継は何か?GT2/GT3でしょう。エンジンが空冷ベースだし。
リアシートが無いRRって事を考えると964RSの系譜とも言えます。
リアシートの無いRRレイアウトってのは設計時の基本方針から外れているが、RRの911のまま高性能車を売りたいって戦略ですね。ほとんど根性です!

その後のポルシェ社は、スポーティーカーの996、ドアが4枚あるSUVカイエンの販売もし、スポーツカー専門メーカーではなくなりました。
その代わり、アメリカでの販売を始め、業績は急速に良くなりました。

924CS

924系

サイトの特徴

我々の924系マシンは既にシリーズ絶版車であり、メーカーによる改良は止まっています。
ところが、アメリカ等から通販で改造パーツを入手したり、968等の部品を移植してスポーツ性能を上げるなど、まだまだ遊べるのです。 色々と参考になる個人輸入についてもヒントを書いておきました。
このサイトでは、オーナーのうんちくを高める歴史解説や、維持に関わるメンテナンスや改造、趣味性を広げるグッズやアイテムの紹介など、 車趣味として全方面を考察しています。一緒に924系マシンを楽しみましょう!
オフラインミーティングも行っていますので、同じ系統のオーナー同士話が弾みます。掲示板にも書き込んでみて下さい。

注意

管理人のユウキにDMで質問をしないで下さい(電車の話とかならOKです)。
ここは、広く情報を収集し、みんなで考え、公開する。これがサイトの骨組みになっています。
一般的なポルシェに関する質問は掲示板をご利用下さい。宜しくお願いします。

944

924系基礎知識へ続くっ!