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角形ライトの951

951
前オーナーが以前乗っていた944Bもリトラ開けたまま固定だったので2号機も同じ仕様に!

GA70スープラヘッドライト

新幹線951の'89-951の純正ヘッドライトAssyも持っているのですが、 事故でボデイーが中にめり込んでいてリトラを収納できないので違うライトを買って入れることにしました。

カレラGTRタイプは何人かが既に装着しているし、RX−7の4灯キットは向井さんの真似になってしまうし。
PIAAのP-3000じゃヘッドライトにはならないよね? 他に小型だとオートバイ用になってしまうのかな?

S13シルビアのもすきなんだけど、横長なのはインタークーラーじゃまで使えない。

レイブリックのマルチリフレクター持ってるから何か角形リトラを買って固定式で使う事にしました。
調べると、セリカとRX-7(FD)のは形が違いすぎるから駄目。
RX-7(FC)とトレノは良く見ると凄く格好悪い造形で駄目。
AW11と180SX固定しにくそう。

最終的に70スープラのがかっこよさそうで、固定できそう。早速オークションで落札。


1990年式GA70系トヨタ・スープラのヘッドライトAssy

2003年5月18日 75108km

70スープラのモーターと台座とかを分解して外します。

そして、レイブリック・マルチリフレクターヘッドランプ FH06 車検対応ブルータイプと交換。
これは新幹線951買った時に付いてきた新品です。
ダストカバーのドレンが当たる部分を削ったりしました。
H4バルブに刺さる配線は純正からダストカバーを切りはずして装着。

ベコベコ

ボディーからモーターやリンクを外します。

取り付けたい縦方向の壁が両方ともベコベコに曲がっていて苦戦。
少しは真っ直ぐにしたけど。駄目です。
本当は厚めのアルミで補強して固定したかったのですけど時間無いのでパス。

ヘッドライト固定

ボデイーが食い込んでいてリトラを格納できないため上げっぱなしで固定します。

ライトのステーは色々逃げるために切ったりしました。

なんとか無理矢理ボルトで固定しました。

左右で鉄板の破損状況も違い左右対称に出来ませんでしたが。

ノーズパネルはジグソーで切って詰めました。

完成!角形ヘッドランプ

揺れまくりだし、使いもんにはなりませんが一応ヘッドライトが付いて形だけ出来上がりました。

さてこの先どうしたものか。

PORSCHE 944 TURBO
TOYOTA SUPRA GA70
RAYBRIC Multi Reflector HEAD LAMP H4 RS-R

冷却強化、開口部拡大

5月24日、冷却強化

951はナンバーの取り付け部を境に、上の細いとこがインタークーラーへ行き、
下の細いところと、更に下の2段がラジエターへ行きます。

しかし、日本のナンバープレートはラジエターに正面から風が当たる部分の大部分を遮ってしまいます。
そこで改造です。

バンパー切断

まず、バンパーの帯状の部分をサンダーで切断します。
「コ」の字に断面が残るのがちょっと残念です。
ナンバーを固定する場所が無くなるのでバンパーホースメントにステーを製作して取り付けできるようにします。
ナンバーを上側に寄せて固定して開口部にすっぽり入るデザインにしたため、インタークーラーへの風が減ります。

インタークーラー正面に風が当たるようにノーズパネルも切断します。
ジグソーの方が綺麗に切れるのですが、事故で凸凹なためサンダーで切断しました。

正体不明な

25日のプチオフに出た時の姿です。
バンパーとフェンダーのチリも合わせるためにステーも脱着したのですが、 バンパーホースメントの変形が修正できなかったため少ししかできませんでした。

この日はついでにディストリビューターキャップとローターの分解洗浄をしました。
フル加速時のわずかにざらついたフィーリングがあるのを改善するためです。
だいぶ良くなりました。
スパークプラグはボッシュの安いやつなので要交換ですね。

28日。右フロントウインカーに10Wが入っていたので21Wと交換しました。

1日。切れていたドライビングランプの玉を交換しました。

燃料タンクは日曜大工で応急処置できるのか?

6月2日、接着剤で隙間を埋めてみる

漏れ発見時の画像 の、ように、
タンクのホース差し込み口の淵から滲み出ています!
ホース(フィラーパイプ)が緩んでるとかじゃなく、差し込み口の溶着?接着?が剥がれているみたい。

で、そこを修理したいのだが、951は樹脂製の燃料タンクなんですよ。
ガソリンタンクの修理というとオートバイの転倒でタンク修理とか、二輪四輪の旧車の錆タンクの修理で普通は鉄用なんですよね。
樹脂タンクって普通は交換なんでしょうけどミッションの上にあるし解体予定の951にそこまでしたくないよね。

樹脂に使える接着剤やパテが数少ない上に、耐ガソリン性のあるのって見付けるのが困難。
自動車系工具屋さんにあるようだけど(用品店程度では売っていない)。

普通に売っている接着剤であえてやってみる!

化学会社に勤めている方なら結果は見えてるでしょうけど、せっかくだから実験です!
FRPで固めるのが接着性、耐ガソリン性からも有力な気がしますが、もっと簡単なのを探してみました。
日曜大工コーナーで選んできた品は、セ○ダイン社「弾性接着剤EP001」!某店の価格は 595円!
セ○ダイン社エポキシ樹脂系接着剤資料ページ
プラスチック・ステンレス難接着材料用で、ポリカーボ、ABS、エンジニアプラとかの接着に使える事と、
エポキシ系接着剤であると言うのが選んだ理由です。
「樹脂用」「エポキシ」「弾性」これなら日曜大工用でも少しは期待できるかも!

手順
朝、ブレーキクリーナーで周りを掃除し、帰宅後の夕方作業をしました。
板の上で2液を出します。混ぜ合わせると白濁し出します。
で、問題の隙間に盛ってゆきます。手の入らない裏側もプロ級の器用さで作業します。
ねばねばしている割に流動性が高く、隙間にも流れ込む代わり、盛ったのが下へ流れてゆくう。
本当は接着用でパテではないからかな?
1時間くらいでコーキングのような感じになりました。
はたして昼間の気温上昇で高圧になったガスに耐えられるのでしょうか?

1日経って

1日経ったら変色しました。変質したのか?

密着性は、無理に剥がすとびろ〜んと取れますが結構くっついています。

ガスくさいのはだいぶ無くなった。

変色した場所を見ると、
もしかしたらゴムパイプの方が怪しいかも!
シール材とかゴムパイプ自体が駄目だとクランプの増し締めをしても無駄とか?


6月8日、ゴムホース(フィラーパイプ)を新型に交換

'90年型944S2から部品取りしたパーツは形が変わっていました。

旧型のゴムホースはシール代わりのゴムのフランジが別パーツであって3ピースでした。

新型はゴムホースが1本のゴムになり、周りにプラ製の蛇腹が巻き付いています。
パイプは金属の周りを黒い樹脂でコーティングしたものに変わっています。

フュエルシャットオフバルブも変わっています。フラップ式からピンポン球みたいのになっています。
(ヒューエルキャップ開時のタンク内圧上昇による燃料の逆流、給油時の燃料吹き返しを防止する逆止弁)

残念ながら新型は接続される細いブリーザパイプ等の長さが異なるため届かず使えません。

ゴムホースの部分だけは使えそうなので交換しました。
左の画像はゴムホース部分だけ新型に交換したところです。

交換してガソリン入れに行ったらオーストップばかり掛かってしまった。
新型だとホース内径が細いため逆止弁が内壁に当たってしまう!
旧型と新型では全然互換性がありませんでした。

満タンにしたらまた漏れました・・・
シール材は元々951もS2も塗られていなかったし、
新型でも駄目と言うことはタンク側の差し込み口に問題があるのかな?



他には

セ○ダイン社「弾性接着剤EP001」は耐えられなかったです。

ホ○ト社「液体ガスケット・シール」(永久粘性)は耐水、耐油、耐薬品性に優れとあるが・・
電話で聞いたら耐ガソリン性は無いそうです。

水道管のシールテープ(テフロン製)でも巻いてみるか?

「耐ガソリン液状ガスケットモトシール」これならOKじゃん!?バイク系通販で売ってるし。
思い出したぜ、同じような物でもバイク用品店で買った方が安いんだった。

6月14日 上野のバイク店で

久しぶりに上野のバイク街のCORIN へ行きました。ここで購入。
Permatex MotoSeal 2 Ultimate Gasket Maker White PTX 30304
1720円、輸入元はスナップオン・ツールズで、これには日本語説明が裏に貼られています。
シリコンを主体にした接着剤。成分:ジメチルシロキサン系。〜204度

6月15日 旧型に戻してシーリング

清潔にしてビーズ状に継続的に着ける。表面が少し乾くように数分放置して組み付ける。24時間放置し硬化させ増し締め。
30分で粘度が無くなり24時間で硬化するそうです。

元のゴムホース(フィラーパイプ)に塗って、少し置いてから装着しました。
ガソリンがいっぱい残ってるので揺れるとこぼれて作業しにくい。
6時間後見てみると、漏れている!何故?パテみたいに盛ることにした。

伏流水のようにタンクのフランジから漏れている!?空にしてから再チャレンジか。


6月21日 再度シーリング

日本人の大発明、給油ポンプでガソリンを15L抜いて再び分解ぬりまくりしました。
今度はうまくいくかな。

パワーメーター取り付け

6月7日、エアクリーナーBOX修理

事故の衝撃でエアクリーナーBOXはエアフロ近くの取り付け部が割れて穴が空いてしまっています。
ほこりっぽい空気をそのまま吸ってるんですね。
新幹線951号の売れ残りパーツを移植交換して修理しました。

交換には、まず吸気のパイプを外し、BOXの蓋を外します。
エアフロごと外すのでエアフロの所のバンドを緩めます。
さらにインタークーラーへ入るパイプもじゃまなので外します。
これで下側を固定しているボルトを10mmソケットで外して取り出せます。

BOX下側交換し、フィルターも新品に交換しました。

なんと上側は同じ年式なのに異なります!新幹線号のはタイベルカバーからのパイプがメクラになっています。
上側は元のを使いました。

車速パルス取り出し

ステアリング、メーターカバー、メーターの順に外します。
3つのコネクターの内の1つ真ん中の縦になっているBコネクターの、青地に赤のライン(14番)の配線が車速パルスです。

エレクトロタップとかで割り込ませるのが嫌いなので皮膜を焼いて新しい配線を絡めてハンダ付けしました。

カーステの裏の方からACC電源とアースを取り出しました。

エーモンの3極コネクターを購入し、一旦この三本をコネクターでまとめ、そこでパワーメーターの配線と連結しました。

BLITZ POWER METER i-D 1200ps対応

新幹線951購入したら付いてきた未使用品です。

車速信号から加速度を算出しパワーを出すマルチメーターで、 シャシーダイナモと違って駆動ロスや空気抵抗を含めたロード走行での正確な測定ができると歌っています。

今日は車重の入力と40km/h時のキャリブレーションだけやりました。

高速で測定。4速全開を安全に出来るところがない。
3速全開すると398PSにもなってしまった(3速じゃ意味無いし)。
40km/hキャリブレーションやり直すと260psくらいになった?
場所がないと使えないねえ。

ブローオフバルブ大気解放改造

7月24日、75664km

kentoさんの改造を観ていたら、自分も大気解放してアクセルオフの「プシュルルー」音を出したくなりました。

ブローオフバルブ(cat-off valve)の場所は、インタークーラーからスロットルバルブへ行くアルミパイプから分岐した黒い樹脂の部品です。 エキスパンションタンクの直ぐ隣です。

まず、作業するために外気をエアクリーナーBOXへ入れるパイプを外します。
そして、エアフロからタービンへ行く曲がったゴムパイプから、ブローオフバルブを外し、栓をします。
またパイプを戻します。それだけです。黄色いのはカラー布テープです。
フルブースト時にアクセルオフするとパシューって大気解放の音がするようになりました。

L4物語に書いたあったけど、ブローオフバルブってポルシェの特許なんですね。


この951って実は調子が良いのでネタがなかったが、小さい悪化はあります。
右ブリスターフェンダーの板金跡のペイントが下の錆でブツブツになってしまいました。
事故車にシュトロゼック17インチは辛いのか、Aアーム?の異音が少し増えた気も?

今年の7月は寒いくらい連日涼しいのでAC使えない951でも快適です。


−つづく−