PORSCHE 968
No.028
968は924系最後のモデルです。
そのスポーツモデルClub Sportは、今までの924S,944−2.7,944S2の日本用モデルと比べて、
かなり割り切った仕様でした。
足回りはリアにコイルサスを追加し、調整式リアスタビライザーなど944ターボカップカー並!
バケットシートの2シーターで気合いが入っています!
AC、PWはありますが、リアの鍵、電動調整ミラー、ラゲッジルームランプ等が省かれて50Kgの軽量化がされています。
右の画像のようにCSはエンジンルームのカバー類(エアクリーナーの周り)も省略されています。
通常モデルの場合、ここには樹脂製のカバーが付き、作業用のグローブが入っているBOXがあります。
素968(17インチ)と、乗り比べると軽量化とスポーツシャシーのせいかハンドル切り出した瞬間に曲がる感じです。
968はティプトロ(AT)もある。
MTも標準で6速なのですが、ATもただのATじゃありません。
オートマレバーの縦のゲートのDレンジから右に移動すると、ギアをマニュアルでアップダウンできるゲートがあり、
タコメーター内にはポジションが表示される。しかも5つの基本プログラムからなる学習機能付きの4速AT。
軽い踏み込みだと2速発進になっているらしく、1速で出たければDからダウンさせればよい。
944Bまでの普通の3速ATとは違い、ティプトロはスポーツATと言えますね。
PORSCHE 968 CS (1993)(E-968)
2000年1月9日に馬力測定をすると不調。グラフからバリオカムが死んでいることが予想され入院に!
点検すると、とりあえずスロットルポジションセンサーが外れていて(外れていても機械的には走る)、
デスビキャップのボルトも脱落(ミスファイヤの可能性も)していたそうです。
バリオカムはディーラーで見てもらうので、他にも故障があるのかは現在不明。
グラフにしなければ伸びが感じられないだけで故障しているとは気付かないところでした。
借りて走った時はこういうエンジンだと思ったくらい下はスムーズでトルクフルでした。
結局、何かのコネクターが外れてバリオカムが効かなかったようです。
このマシンはHirorinさんがMZ氏に売って、また買い戻しましたマシンです。
MZ氏はパワーチェックのページに出てくる、951前期D、951後期、968CSから、'91-964カレラ2MTに、
2000年11月乗り換えました。
で、現在は9Clubのsin1さんがオーナーです。
電動リアゲートオープナーとリアの鍵まで無いので一瞬どうやってリアゲートを開けるのか悩みますが、
左リアホイールハウスの車内側に911のような引っ張るところがあります。
968 CS 黒色
9clubでおなじみKurenaiさんも944から2000年に乗り換えました。
Kurenaiさんのホイールはカラードになっています。
本来、黒色だけはホイールがカラードではない通常の17インチですが、12万でペイントできたそうです。
CSはバケットシートです。当然2シーター。画像は一時的に助手席を外した状態です。
休憩に向かないバケットの場合、こうすると休憩できますね。
本来、リアには棚が付いていてラゲッジスペースが拡大されています。
Kurenaiさんのは前のオーナーが改造したのか棚が無く、4点式シートベルト用にアイボルトが付けられていました。
ちなみにバケットシートの裏面もボディ色のカラードです。
レアな’94年モデル
2000年11月の第一回ポルシェピクニックに参加したイサムさんのマシンです。穴無しローターでした。
’94年日本モデルは数十台しか販売されずレアです。
’94年モデルからホイールが993と同じデザインになっています。
CSとは言え、ドリルドローターなどのスポーツパッケージはオプションでした。
CSの特色である、カラードホイール、カラードリアスポイラー、リアワイパーレスがよくわかります。
ドアのサッシが'94-CSの場合ボディー同色です。
’92年のクレスト
何故か1992年モデルにはボンネットのクレストが面一のと乗ってるだけのとあります。
エンジンルームのグローブ入れに手のマークがあるのも92モデルのみです。
'92のリアエンブレムはMT車とTip車で異なる字体が存在します。MT車はゴシックっぽい角張ったエンブレムで、
Tip車はCSと同じ字体のようです。
咲也★ さんのティプトロ
トルクたっぷりな3000ccエンジンにティプトロ(AT)って相性良さそうです。
The横浜オフで友さんの44A改に感化されたようです。
- 足周り系
- F、車高調(ワンオフ制作)再セッティング中
- 18インチ ブロンバッハ F8J、R9.5J
- ハブにセンターキャップが当たってしまうのでスペーサー入れてます。
- ファイア−スト−ン F225、R265
- エンジン系
- 爆音ワンオフマフラ−(メインパイプ60、吐き出し120 斜めだし)
- K&N純正交換タイプ スポ−ツクリ−ナ−
- ショップオリジナルシリコンコ−ド(注文中)
- 内装系&外装系:2001年2月現在ノ−マル(今後の課題)
- サイドにオークションで落としたPORSCHEデカール
-
968 Web
飯島さんの ARK TECH Motor Sports 968GT です
- 元は968CSではなく、なんと'92-968tipスポーツパッケージ!
- サーキット走行用に大改造中です。
- ミッションがMTに換装されただけではなく、全般に手が入ります。
- 内装は全てはがされて溶接ロールケージともども綺麗に塗装されています。
- 画像から、エアバックからCSタイプステアリングになっているのがわかります。
- よく見ると、ドア内張上部は普通の968の証サブスピーカーグリルが残っています。内張下側はカーボンパネル化。
- Mag鍛造18インチ1ピース5本スポーク
- オフセット特注 F8J(225/35/18)R9.5J(265/35/18)
- フライホイール&クラッチはTurboRS用
- 溶接ロールケージ(35kg〜40kgは重量化)
- リジットEマウント(室内に振動とビビリ音が共鳴してまさにレーシング)
- ビッグスロットルバルブ
- エアコンレス仕様(ベルトが掛けれなくなるため本国仕様の純正部品使用)
- フロントリップスポイラー
- 今後の予定:エンジン:turboで400PS〜
- ブレーキ:F-50+370mm /F-40+330mmブレンボ ツインマスターシリンダー(マスターバック&ABSレス)
- 足回り:トーションバーケースごと取外し、アラゴスタ、フロント削り出しAアーム、フルピロ
- ボディ:CFRPボンネット、フロントガラス以外はすべてポリカーボ、バナナウイング装着
- 空調関係は全て取外し、配線の引きなおし
- ボディーファクトリー荻野 でボディー関係をやっています。
- 2001.12/9 9Cupレポート で進化した姿を見て下さい。
968のクラッチはツインマスで重いのでシングルにしてフライホイールの軽量化をするとかなり効果があるそうです。
クラッチが滑り出して交換予定の方は一考あれ。
968 USA
'94-968 のUSA仕様のリアです。ハイマウントストップランプとナンバー横のゴムが日本仕様と異なります。